ロシア人の父母・兄弟姉妹を日本へ呼ぶ親族訪問ビザ取得方法

ロシア人の父母・兄弟姉妹を日本へ呼ぶ親族訪問ビザ取得方法

ロシアのお母さんやお父さんを親孝行のため日本へ招待したいと思いませんか?また小さい頃から一緒にいる兄弟や姉妹も日本へ呼びたいと思いませんか?今回はロシア人の父母や兄弟姉妹を日本へ観光に呼ぶ親族訪問ビザ取得をテーマにお話します。

私たちコモンズ行政書士事務所は、ビザ取得を専門に行っており特に短期滞在ビザは毎日のようにご依頼を頂いております。そのため、ロシア人を日本へ呼ぶ短期滞在ビザ取得の実績が豊富にあります。また、年間ご相談件数は4,000件以上、ビザ取得率は業界トップクラスの97%以上を誇っております!短期滞在ビザを取得するならビザ取得のプロ集団、コモンズ行政書士事務所へおまかせください。

ロシア人のお父さんやお母さんをロシアから日本へ招待しようと考えても、ビザ取得の問題がありとても大変です。旅行会社を通じて観光のビザを取得する場合は保証金の問題だったり、滞在中の行動や日数に制限があるためなかなか一緒に日本で過ごすことが出来ないと悩まれています。

この記事を最後まで読んでもらえれば、日本で両親と一緒に日本観光やお買い物などあなたの希望を叶えれるかと思います(●^o^●)ぜひご依頼のご参考にしてくださいね!

1. ロシアから両親を招待するための条件を確認しましょう!

日本で暮らしている人の在留資格や在留期間について

まず前提としてお父さんやお母さんをロシアから招待する場合、あなたが日本で暮らしていること・日本に住民票があることが必須条件です。おそらくこの条件は皆さん問題ないかと思います(笑)

そして、次に短期滞在ビザの申請を行う時【招へい人】【身元保証人】という役割をする人が必要になります。

また身元保証人の在留資格は「外交」「公用」「永住者」「特別永住者」「教授」「芸術」「宗教」「報道」「経営・管理」「法律・会計業務」「医療」「研究」「教育」「技術・人文知識/国際業務」「企業内転勤」「技能」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」「定住者」「特定活動(イ・ロ)」又は「特定活動(高度学術研究活動、高度専門・技術活動又は高度経営・管理活動)」いずれかに該当する必要があります。

ただし、「外交」「公用」「永住者」「特別永住者」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」「定住者」で暮らしている人でも、扶養を受けて暮らしている人はなることが出来ませんのでご注意ください。

招へい人が在留資格「留学」で日本国の国費留学生として日本に滞在している場合は、身元保証人をつける必要はありません。このお話はあとから必要書類をご紹介する時詳しく説明したいと思います。

いずれも【招へい人】【身元保証人】をたてて短期滞在ビザを申請する場合は、旅行会社へ支払う保証金等の準備は必要ありません。

【観光ビザ.jp】ロシア人のカンタンな短期滞在ビザ手続き方法を知る

2. 短期滞在ビザ来日中に出来る活動や日数について

日本で滞在できる最長の日数は90日間になります。

ロシア人のお母さんやお父さんを招待する場合、短期滞在ビザの親族訪問という申請に該当します。この短期滞在ビザは「15日」「30日」「90日」と3つの期間に分かれていますので、滞在希望日数にあわせて申請してくださいね。

ただし、滞在希望日数が長くなるほど審査は難しくなるので初めての来日や身元保証人の収入などに不安がある場合は1番短い日数の「15日」申請をおすすめします。そして、2回目以降のビザ申請で期間を少しずつ伸ばしていくのがいいでしょう!

観光地を自由に行ける!宿泊場所もホテルではなく自宅でOK!

団体ツアーなどの場合、決まった場所の観光&ホテルに宿泊する必要があります。好きな観光地や町へ自由に行くことは出来ません。また、時間の制限も多く、滞在日数も最長15日間と決まっているため長期間の滞在をすることが出来ません。

そのため、折角ロシアからお父さんやお母さんが来日してもお家でゆっくり家族で一緒に過ごしたり、好きな日本の観光地へ旅行することは難しいです(T_T)

しかし、あなたが身元保証人として協力して短期滞在ビザ(親族訪問)を取得できれば、好きな場所を好きな時間に観光に行けます!あなたの好きな日本の観光地へお母さんやお父さんを案内する事が出来ますよ!そして、宿泊場所についても招へい人・身元保証人の自宅を設定することが可能ですのでお家で家族一緒に過ごすことが出来ます

普段なかなか見せることが出来ない日本での生活を見せることが出来るので、ご両親を安心させてあげれると思います。また、お子様の学校行事へ一緒に参加してもらったり、おすすめの料理屋さんへ連れて行ってあげる事も出来るので普段することが難しい親孝行も出来ちゃいますよ!

【観光ビザ.jp】ロシア人のカンタンな短期滞在ビザ手続き方法を知る

3. ロシアから両親を呼ぶためのビザ申請に必要な書類

ロシア人の父母を招聘するために必要な書類は?

ロシアのお母さん・お父さんを日本へ招聘するために必要な書類について、招へい人・身元保証人が日本で準備する書類と日本へ来るロシアのお父さんお母さん(ビザ申請人)がロシアで用意する書類についてご案内します。

招へい人が日本で用意する書類

  1. 招へい理由書
  2. 招聘経緯書
  3. 滞在予定表
  4. 住民票(世帯全員及び続柄の記載のあるもの)
  5. 有効な在留カード(外国人登録証明書)表裏の写し
  6. お母さんやお父さんと一緒に写っている写真やメール・チャット履歴など

1の招へい理由書は外務省のホームページからダウンロードできます。2の招聘経緯書については後の項目で詳しくお話しますね。3の滞在予定表は、何月何日に何をするのか?その日の宿泊場所と連絡先を滞在を希望する日数分表にして提出する必要があります。宿泊場所が自宅の場合は、自宅の住所を書きましょう。もし、宿泊場所がホテルや旅館の場合は予約表も一緒につけると良いでしょう!

4の住民票は世帯全員分で一切の省略がないものをお住まいの市・区役所でご取得ください。5の在留カードまたは外国人登録証明書の表裏のコピーを用意してください。6はビザ申請人であるお母さんやお父さんと一緒に写っている写真やメール・通話履歴などをご準備ください。

身元保証人が日本で用意する書類

  1. 身元保証書
  2. 住民票(世帯全員及び続柄の記載のあるもの)
  3. 在職証明書
  4. 法人登記簿謄本(会社経営の場合、)
  5. 営業許可証又は確定申告書(控)の写(個人事業主の場合)
  6. ◎課税(所得)証明書(市区町村長発行)
  7. ◎確定申告書(控)の写し
  8. 【◎】がついている書類についてはいずれか1点でOK!
  9. 有効な在留カード(外国人登録証明書)表裏の写し
  10. 残高証明書

招へい人と身元保証人が同一で、用意する書類が同じ場合は1点で大丈夫です。(例えば、招へい人・身元保証人が同一であれば住民票は1枚の準備でOKです。)

1の身元保証書は外務省のホームページからダウンロードすることが出来ます。2の住民票は招へい人の項目でご確認ください。3~5は身元保証人の職業について証明する資料になります。該当するものをご準備ください。

6の課税証明書は市・区役所でご取得頂けます。取得する場合は1番最新年度のものを準備してください。7の確定申告書(控)の写しは直近の確定申告を行った際の控えのコピーを準備ください。受理印は必須です。また、電子申請をしている場合は「受信通知」もあわせて提出してください。

10の残高証明書については、必要書類として公表されているものではありません。しかし、残高証明書を提出するとビザ取得が出来る可能性が変わります。

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※身元保証人について詳しくはこちらをご確認ください!

日本で用意する書類についてワンポイントアドバイス
短期滞在ビザ申請はロシアで行うため、お客様から「日本語で作成していいの?」「日本で取得した書類は英語に翻訳したほうがいいの?」と質問を受けることがありますが、日本の資料は日本語のままで大丈夫です。短期滞在ビザの審査はロシアにある日本国大使館が行うので日本語の資料でもきちんと審査してもらえますのでご安心ください。

父母・兄弟姉妹(ビザ申請人)がロシアで用意する書類

  1. ビザ申請書
  2. 写真
  3. 旅券と旅券のコピー
  4. 国内パスポートコピー
  5. 親族関係が分かる書類

1の査証申請書は在ロシア日本国大使館のホームページからダウンロードすることが可能です。または、申請先の代理申請機関で取得してください。2の写真は縦4.5cm×横3.5cmで背景は白のものを準備してください。3の旅券は期限が有効なものをご準備ください。その際コピーも忘れずにご準備ください。

4の国内パスポートコピーも忘れずにご準備くださいね!5の親族関係が分かる書類は招へい人とお父さん・お母さんが親子・招へい人と兄弟姉妹が兄弟である事を証明する書類になります。

招へい人の在留資格が「留学」ビザの場合

日本に留学ビザで在留している場合、留学先の常勤の教授又は准教授が親族の身元を保証する場合は、身元保証人が日本側で用意する書類として教授・または准教授の「身元保証書」と「在職証明書(職名を明記)」で申請をすることが出来ます。

また、日本国の国費留学生として在留している場合は下記の書類を準備すれば身元保証人をたてる必要はありません。◎がついている書類についてはいずれか1点の準備でOKですよ!

日本国の国費留学生が親族を呼ぶ際の書類

  1. 招へい理由書
  2. 滞在予定表
  3. 住民票(世帯全員及び続柄の記載のあるもの)
  4. 有効な在留カード(外国人登録証明書)表裏の写し
  5. ◎国費外国人留学生証明書
  6. ◎奨学金受給証明書
  7. ◎入学許可証

【観光ビザ.jp】ロシア人のカンタンな短期滞在ビザ手続き方法を知る

4. ロシアのお母さん・お父さんを日本へ呼ぶための経緯書

ロシアの両親を日本へ招待するための招聘経緯書の書き方

ロシア人の父母を日本へ招待するためには、なぜ日本へ呼びたいのか?等を説明する招聘経緯書が1番大切だと言っても過言ではないです。この招へい経緯書があるのとないのとでは本当に結果が変わるので少し手間はかかりますが準備をしましょう!

ロシア人の父母を招待する場合の経緯書作成ポイント

  • なぜ招へい人が日本に来ることになったか(来日時期・今の在留資格など)
  • 父母との思い出に残るエピソード
  • 招へい人がロシアへ帰省している場合は帰省した時の話
  • 父母になぜ日本へ来て欲しいのかについて(日本での生活を見せて安心してもらいたい等)
  • 父母が来日中に行う活動について(例/孫と一緒に過ごしてもらいたい・買い物へ一緒に行きたい)

ロシア人のお母さん・お父さんを招待するビザの経緯書作成ポイントとしてはこんな感じです!では、このポイントを文章にした時どんな感じになるかを紹介しますね!今回は「留学で日本に来てからそのまま日本で就職をした人がロシアの母を日本へ呼びたい」を例にあげてみますね!

私は2009年4月に○○大学へ留学するため日本へ訪れました。それから、2013年4月日本で就職をした時に在留資格「技術」を取得して今も日本で暮らしています。今回招待したいのは私の母である○○です。母は、私が日本で留学をしたいと話した時とても応援してくれました。母は私が幼いころ父を亡くしたため1人で私を育ててくれました。仕事をしながらも休みの日にはたくさん遊んでくれました。そのため、私は父がいないことを寂しいと思ったことはありません。私は日本のお正月やお盆休みを利用して年に1度ロシアへ帰省しています。その時、母はとても喜んでくれ手料理をたくさん作ってくれます。私も母に会えることが本当に嬉しく一緒に買い物や食事へ行っています。この度私がまとまった休みを取得することができるので日本へ1度も来た事がない母を招待したいと考えています。そして、私の日本での生活をみてもらい安心してもらいたいです。また、私の日頃お世話になっている上司や友人に母を紹介をしたり、東京の浅草寺や箱根の温泉へ一緒に訪れて親孝行をしたいと思っています。ぜひ母と一緒に日本で過ごせるよう母の短期滞在ビザ審査をお願い致します。

招聘経緯書の書式に特に決まりはありません。そのため手書き・パソコン入力どちらでもOKです!経緯書はA4サイズの用紙に基本は1枚・多くても必ず2枚までに収めるようにしましょう。

5. 短期滞在ビザ(親族訪問)申請の提出場所について

ビザ申請の書類は大使館へ直接提出することが出来ません

日本での書類の準備が出来たらロシアのお父さん・お母さん・兄弟姉妹に短期滞在ビザ書類一式を送りましょう!書類を送付する時は書類の署名箇所にサインの漏れがないか?必要な書類は全て入っているか?有効期限は切れていないか?を確認して送りましょう!

無事にロシアのお父さん・お母さん・兄弟姉妹の元にビザ申請書類一式が届いたらロシアで用意した書類と一緒にロシアにある日本国大使館・領事館へ提出に行きましょう!書類を提出する大使館・領事館の一覧をご紹介しますね!

在ロシア日本大使館

在ウラジオストク日本国総領事館

在サンクトぺテルブルク日本国総領事館

在ハバロフスク日本国総領事館

在ユジノサハリンスク日本国総領事館

審査期間は提出から最短4営業日~1ヵ月位の時間がかかる場合があります。そのため、ビザ申請は時間に余裕をもってしましょう!また、書類の有効期限は発行から3ヵ月以内になります!必ず有効期限内の書類を提出してください。

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6. ロシア人の両親・兄弟姉妹を日本へ呼ぶビザ取得のまとめ

ロシアの父母や兄弟姉妹を招待するためのポイント!

  • 招へい人・身元保証人の在留資格を確認しよう!
  • 日本で滞在出来る最長の期間は90日間です。
  • 自由に観光をしたり、自宅に泊ってもらう事が出来ますよ!
  • 日本・ロシアで準備する書類をしっかり確認しよう!
  • 招聘経緯書を分かりやすく&簡潔に書きましょう!
  • 短期滞在ビザの書類は大使館・領事館に提出!

今回ご紹介した事をご活用頂き、ロシアのお父さんやお母さんの短期滞在ビザを取得してたくさん親孝行をしてもらえればとても嬉しいです(●^o^●)

私たちコモンズ行政書士事務所では、お客さまそれぞれにあった関係性や収入などを考慮しビザ審査に有利な書類作成を致します。そのため短期滞在ビザの取得率も常時97%以上と業界トップクラスを誇っております。

ロシア人の短期滞在ビザを取得するならぜひビザ専門のコモンズ行政書士事務所へご依頼ください。お客様のビザ取得をフルサポートすることをお約束致します。ロシア人のご家族との日本観光を一緒に実現させましょう!