こんにちは。
今回は、2025年4月7日から大きく変更されたフィリピンからの短期滞在ビザ申請手続きについて、行政書士の立場から詳しく解説いたします。
- これから日本に観光で来日予定の方
- 親族訪問や短期商用などでビザを取得したい方
- 旅行代理店を通してビザ申請をしていた方
上記のような方には、手続き方法の見直しが必要になる重要な情報です。ぜひ最後までお読みください。
フィリピンからの短期滞在ビザ申請、2025年4月7日から新体制に移行
フィリピンではこれまで、7つの旅行代理店がビザの代理申請を受け付けていましたが、今後は「日本ビザ申請センター(JVAC)」に一本化され、申請の窓口は1社のみになります。
【新しい申請窓口の所在地】
以下の5カ所に「日本ビザ申請センター」が設置されます:
- マニラ首都圏マカティ市
- パラニャーケ市
- ケソン市
- 中部セブ市
- 南部ダバオ市
大使館指定の代理申請機関(旅行代理店)は2025年4月6日をもって受付終了となります。なお、4月6日以前に大使館指定の代理申請機関(旅行代理店)を通して申請された場合には、返却窓口は申請された代理申請機関になります。
申請は予約制に。従来よりも手間がかかる可能性も
これまでのように「旅行代理店に立ち寄ってその場で申し込む」ことは難しくなり、原則として事前予約が必要になります。
予約方法や手続きの流れが分かりづらく、初めて申請される方やご高齢の方にとってはハードルが上がる可能性があります。
また、日本大使館によると、申請件数の急増により、これまで1か月だった審査期間が2か月以上かかるケースもあるとのことです。
なぜこの変更が行われたのか?背景と目的を解説
背景には、フィリピンからの訪日需要の急増があります。2025年2月のフィリピンからの訪日者数は過去最高の6万6,700人を記録しました。
審査件数が膨れ上がる中で、
- 書類不備の防止
- 審査業務の効率化
- 発給のスピードアップ
といった課題解決のため、ビザ申請の窓口を一元化し、統一的な運用を行う必要が出てきたのです。
申請手続きの不安がある方は、専門家にご相談ください
フィリピン人の短期滞在ビザ申請に不安を感じる方は、短期滞在ビザ申請を専門に扱っている当事務所までお気軽にご相談ください。
私たちコモンズ行政書士事務所では、お客様一人ひとりのご関係や収入状況などを丁寧に考慮し、ビザ審査に有利となる書類の作成を行っております。また、ご依頼後に追加料金が発生することは一切ございませんので、安心してご利用いただけます。
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